水引|KIKUYU MIZUHIKI

About

南アルプスと中央アルプスにはさまれる山紫水明の地、信州飯田では、飯田元結水引が江戸期元禄年間に城主の奨励で始められ、幾多の工夫と改良を重ね、現在に至っております。

文化の流れは変わっても、日本人の優雅な美意識と床しい礼儀作法が水引を生活習慣に融和させ、日本の伝統的な良き風習と生活習慣は結納品や祝儀袋などとして使われてきました。 特に今日では水引細工としての工芸品、水引のもつ線の味を生かした室内装飾品が注目を集めており、見る人に深い感銘を与えています。

経済優先から物の豊かさは実感したものの、心の豊かさが失われているといわれる現代です。長年の歳月に培われた水引細工には、大変な手間と時間、繊細な神経と伝統の技術、そして平和を愛す心がこめられており、人から人へ繋ぐ、心と心を結ぶ水引の役割があります。先人達の創意工夫、改良を重ねて生まれて来た水引は生活習慣に関わり、気持ちを丁寧に伝える日本ならではのもので、風習や伝統文化を象徴するものです。水引を再認識されて儀礼、心遣い、おもてなしなど 心のつながりを尊ぶ社会があっての多種多様な技術革新や経済発展であることを信じ貢献したいのです。